芸術的観点から念仏宗の建築物を考察しました。念仏宗には数多くの建築物があり、その多くが技術の高い技法で建てられています。

伽藍建築と五重塔

伽藍建築と五重塔 念仏宗総本山「佛教之王堂」は総伽藍の創建となっている。 伽藍とは僧侶の修行の場を指すもので、後に寺院の事を伽藍と言うようになった。 伽藍には伽藍配置と言うものがる。 寺院には仏塔や金堂や講堂といったもの …

詳細を確認する

海外から見ても優れている日本建築

海外から見ても優れている日本建築 念仏宗総本山「佛教之王堂」は、工期7年、約350万人の力を結集し、工事中には一件の事故もなく、無事に建立されたのだと言う。 広大な敷地には広大なスケールの建造物が建ち並んでいる。 その中 …

詳細を確認する

伝統を重んじる宮大工の世界

伝統を重んじる宮大工の世界 宮大工という職業は、国宝や重要文化財になっている古い建物の修理や、寺社の建設を手掛ける専門的な技術をもった大工のことである。 念仏宗総本山「佛教之王堂」の建築もそうだが、伝統を重んじる宮大工の …

詳細を確認する

阿弥陀三尊佛と羅漢

阿弥陀三尊佛と羅漢 念仏宗総本山「佛教之王堂」は55万坪という広大な敷地に建築、彫刻、彫金、蒔絵金箔、漆塗り、瓦造り、庭作り、など芸術としても1級品の素晴らしさを存分に感じられるものが多数存在している。 これらは宮大工を …

詳細を確認する

念仏宗無量寿寺の建造物の特徴

念佛宗の建築物の特徴は動物の細工と建築物を彩る極彩色である。

念佛宗とは、仏の教えである仏教の念仏を心の拠り所とする宗派であり、仏教の建築物には麒麟や鳳凰といった想像上の動物が描かれているものがたくさんあるが、この念仏宗無量寿寺も同様に、動物の細工を寺院の各地に施している。

例として挙げるなら境内にある五百羅漢公園である。この公園には等身大やオリジナルの五百体の羅漢像が置かれており、人物像はもちろんのこと、竜のような想像上の動物の像も安置されている。

この公園自体は芝生で全面覆われており、大きな池もあり、奈良の南都にある若草山をイメージして作られた公園である。

この公園だけではなく、念仏宗無量寿寺の建造物の至る所に竜の頭などの動物の細工が施されている。そしてこの寺院の特徴として極彩色に彩られた建築物があることだが、日本に仏教を広めた聖徳太子を祀る太子堂や高さのある五重塔は赤や青、緑や白といった、極彩色が全体的に細かく施されている。

この様式は韓国から伝来した伝統的丹青技法という技法で、仏教の寺院なのになぜ韓国から伝来した技法を用いているのかは謎である。

さらに山門を入ったところに仁王像が訪れた人を待ち構えている。この仁王像は世界最大級の総漆塗りの仁王像で、憤怒の形相で参拝者の心を正そうとしているようだ。

本堂には鬼瓦が安置されており、この鬼瓦は世界最大級のものとしてギネスブックに記録されている。

ちなみに念佛宗とは、人はなぜ生まれ死んだらどこに行くのか、そして本当の幸せとは何かといった問いかけに答えてくれる仏の教えである仏教の念仏を心の拠り所とした宗派であり、その総本山が念仏宗無量寿寺である。

どうしてこのような極彩色に彩られた寺院を、想像上の動物や人物像が五百も置かれている公園のある寺院を作ろうとしたのだろうか。

私がこの寺院を作った訳ではないのでわからないが、私の主観では、この宗派を心の拠り所として熱心に信仰している信者が無事に極楽浄土に行けるように、信者が仏の教えを一途に信じることができるように、という気持ちから作ったのかもしれない。